飲料水供給施設の水源を改修したいが重機が入れない
立地によってはコンクリート構造物の取水堰堤が築造できない
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山村の集落における飲料水供給施設では水源が山深い渓流にあるような場合が多く、傾斜が急な狭い谷間から取水しています。
この様な立地条件では重機が入ることが困難なことから、コンクリート構造物の取水堰堤が築造できず、増水や転石に対し脆弱な方法で取水しています。
ひとたび増水すれば水源が破壊され、その都度取水施設を修理することが求められることから管理する高齢者の方々の大きな負担となっています。
小型WSSウォータースクリーン
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弊社が開発した表流水の取水装置「小型WSSウォータースクリーン」は、小型化を図ることで、取付用の専用架台を用いれば既存堰堤にアンカーボルトで固定することも可能であり、重機を用いた土木工事が発生しません。
また、重量が約6kgと軽いことから人力での搬入が可能となり、軽量な樹脂製U字溝に取水装置を取り付けることで渓流に直接設置することも可能となります。